簡単工作
2018.4.2
手作りキャンドルで作る「アカメアマガエル」の作り方
キャンドルキットを使って、他の人とは一味違う作品を作ってみたいと思っていませんか?
カエルのイメージというと緑の身体に白い目がついているものを想像する人が多いかもしれませんが、本来カエルという種は6000種類以上いると言われており形状、体や目の色も多種多様です。
そんな数あるカエルの仲間たちから、今回は「アカメアマガエル」をモチーフに
キャンドル工作キット「手作りキャンドル カエル」と「キャンドルカラーシート オレンジ」
を使って キャンドル作品 アカメアマガエル を作っていきたいと思います!
用意したもの
- 手作りキャンドル(かえる)※キット
- キャンドルカラーシート オレンジ ※キット外
- カッター
- つまようじ
キャンドル作品 アカメアマガエル の制作手順
ビニールをはがす
カラーシートが張り付かないようにするためのビニールが貼ってあるのではがします。
カラーシートをこねる
カラーシートは形を作りやすいようにあらかじめ、こねておきます。
初めは少し硬く感じるかもしれませんがこねているうちに軟らかくなります。
カエルの腹部を作る
今回は、カエルの頭部をつくるのではなく1等身のカエルをつくりたいと思います。
まずは白いカラーシートをのばしカエルの腹部をつくりました。
先に腹部をつくることによって顔の範囲が明確になります
カエルの目を作る
アカメアマガエル最大の特徴である赤い眼球をつくります。
赤いカラーシートを二等分にして丸め、瞳孔にあたる黒目をつけます。
アカメアマガエルの黒目は細くなるときもありますが、それだと印象がきつくなるので愛嬌を出したくて黒目は大きめにつくりました。
どこを見ているのかわかるような形状の目をつくるときは、ちゃんと両目とも同じ方向見ているようにつくりましょう。
カエルの鼻を作る
鼻の穴をつくります。
つまようじで刺して窪ませるだけだと少し鼻の存在が薄いので、黒いカラーシートを埋め込みます。
挑戦!手足を作ってみよう
ここからは、キット外の「キャンドルカラーシート オレンジ」を使って、アカメアマガエルの手足を付け足してみましょう!
手足のようにペアになっている部分は同時進行でつくると形がそろいバランスが良い出来になります。
カエルの手を作る
はじめは指をひろげてその間がすべてうまったようなイメージで平たいパーツをつくります。
指の間を割くような感じでカッターで切れ込みを入れます。あとで調整するので指は細くしようとしなくていいです。
割いた指を広げ角を丸くします。指一つ一つをきれいな丸い棒状にしようとしなくても、角張った部分を少し潰してあげるだけで十分です。
カエルの足を作る
手と同じように作っていきますが、足は手に比べて指の長さの差が大きいのでそれを意識してつくっていきます。
カエルの手足をつける
バランスを見つつ手足をつけていきます。つける時は角を丸めた指先がつぶれてしまうともったいないし立体感が損なわれるので付け根の部分を押し当てるようにするといいでしょう。
完成です!
キャンドル作品 アカメアマガエル の完成です。
色付きのロウをつくろう
カラーシートのような常温でこねれば軟らかくなるようなロウはつくれませんが、ロウに色をつけるのは家庭で簡単にできます。
用意するもの
- ろうそく(仏壇用のものや無色のアロマキャンドルでOK)
- 鍋(湯煎用)
- 紙コップ
- 割りばし
- クレヨン・クーピー(クーピーがおすすめ)
- カッター
- 新聞紙
「色付きのロウ」の制作手順
新聞紙を敷く
ロウの汚れは落としにくいので作業する場所には新聞を敷いておきます。
ろうそくを細かくする
カッターでろうそくを細かくします。細かい方が早くとけます。ろうそくの芯は取り除いておきます。
お湯を沸かす
お湯を沸かします。沸騰したら火を止めて作業できると思います。ロウの種類にもよりますが90度くらいあればロウはとけるでしょう。作業していてロウのとけ方が鈍くなったらまた火にかけてください。
ろうそくを湯煎する
紙コップに細かくしたろうそくを入れ、先ほど沸かしたお湯を使い、割りばしでかき混ぜながら湯煎していきます。
着色する
完全に液状になったら、クレヨンやクーピーをカッターでけずりながら入れていきます。(クーピーを使用する場合あれば鉛筆削りを使うと作業が楽です。)ロウは液状の時と固形の時では色が異なるので、着色の具合を見たい時は白い紙の上に数滴、色付けしたロウを落として固形になった色を見るとよいです。
色付け完了!
色の調整ができたら色つけ完了です。あとは好きな型に流したり、シート状にするならクッキングペーパーの上に流したりして使用できます。クッキングシートに流したロウは軟らかいうちなら複雑な形でなければカットできます。ロウの色は変化したけど、流したロウはまだ曲げられるくらいの硬さの時が切時です。
一般的なキャンドルを扱う際の注意点
一般的にキャンドルを扱う際は刃先の使い捨て、付け替えができるカッターがおすすめです。
ロウの汚れは拭いたり洗ったりでは落ちにくく完全にきれいにするなら熱したお湯につけるなどが必要になってきます。
カッターならそういうことを気にせず使えます。また、ロウは可塑性はありますが粘土より硬めです。
そのため切れ味の良いカッターの方が作業がしやすいです。