粘土
2019.5.10
液体ねんど「とろりん」と軍手を使った液体ねんど作品の作り方
「えきたいねんど(液体粘土)」とは、液体に近い粘土です。
その液体ねんどに布や紙などの素材と合わせて、吊るしたり、土台に被せたりして乾燥させる(固める)ことで、自由に立体作品が作れます。
今回は、とろとろの液体ねんど「とろりん」と軍手を使って、色々な作品を作ってみました!
とろりんの特徴紹介と合わせて、作り方や技法を紹介していきます。
液体ねんど作品の作り方|用意するもの
- 液体ねんど「とろりん」※今回は180gのものを使用
- 軍手
- ボール
- 芯材(新聞紙やシュレッダーのゴミ、風船、ペットボトル等)
液体粘土は手や周りが汚れやすいので次のものがあると便利!
- 新聞紙
- 濡れタオル
液体ねんど作品の作り方|液体ねんど「とろりん」の特徴
1. 液体ねんど「とろりん」は、柔らかい素材によく染み込みます
布のような柔らかい素材によく染み込みます。
※布を一度湿らせてから固く絞ってとろりんを使うと、より染み込みます。
2. 液体ねんど「とろりん」は、固さの調整が簡単にできます
水を混ぜるだけで、お好みの固さに調整できます。
3. 液体ねんど「とろりん」は、混色も簡単です
とろりんと絵の具をかき混ぜるだけ。液状だから混色も簡単です!
筆や指などを使って絵が描けます。
4. 液体ねんど「とろりん」は、最後まで使い切れます
180gと300gは柔らかいチューブ式で、最後までしっかり使い切れます。
液体ねんど作品の作り方|液体ねんど「とろりん」を使った作品の作り方
1. 軍手を濡らして固く絞る
とろりんの染み込みを良くする為に、水で軍手を濡らして絞ります。
2. 軍手にとろりんを染み込ませる
軍手にとろりんを染み込ませます。
軍手1枚に約100gのとろりんが適量です。
ボールにとろりんと[1. 軍手を濡らして固く絞る]で湿らせた軍手を入れてもみ込んでいきます。
3. 固める形を考えて工夫する
1. 芯材を入れて固めてみる。
新聞紙やシュレッダーのゴミ、ペットボトル、水風船のような小さい風船を軍手の中に入れて形を作る。
2. 吊るして固めてみる
洗濯ばさみなどで吊るして形を作ってみる。
4. 固まったら完成!
約1日で表面が固まります。
3日ほどあれば完全に固まります。(通気性の悪い作品であれば1週間ほど必要です。)
※4月頃、気温は15度前後の日の場合です。季節や温度、湿度によって前後します。
液体ねんど作品の作り方|液体ねんど「とろりん」を使ったその他の技法紹介
1. 色をつける
あらかじめとろりんに着色しておくと、色のついた作品に仕上がります。
水彩絵の具を使用しています。
とろりんは白色なので、色の仕上がりはパステル状になります。
2. 絵の具で塗るより簡単
とろりんに絵の具を混ぜて塗ると、絵の具で塗るより簡単に着色できます。
3. 後から着色も可能
完成後に色を塗ることも可能です。
少し塗りにくいので広い面積に色を付けたい場合は1のあらかじめ着色したとろりんを使用する方法が簡単でオススメです!
4. 装飾をして仕上げる!
今回はモールと鈴を使ってヤギの首輪を作ったり、
軽量紙粘土Kクレイを使って飾り付けを行ったりしました。
軍手を2つ使用して手をつないだような形も作ってみました!
液体ねんど作品の作り方|液体ねんど「とろりん」の後片付け
ボールに多く残ったものに関しては、新聞紙などでふき取って捨てましょう。
ボールに付着したとろりんは水洗いで簡単に落ちます。