伝統工芸
2025.1.8
白抜き剤「わんぱう」の使い方
白抜き剤わんぱうを使って描く!
白抜き剤わんぱうと墨を使って、面白い表現が楽しめます♪
わんぱうとは、塗ったところが白く残る白抜き剤のこと。
裏面から墨で塗ると、わんぱうで描いた箇所が白く残って、面白い作品が作れます!
作り方
用意するもの
・個人用水墨画わんぱうセット(墨液・わんぱう・パレット・スポイト)
・和紙(水が染み込みやすいもの)
・筆
・刷毛
・水
・新聞紙
※水が染み込みにくい和紙だとうまく白抜きされません。(あゆみ等)
1.わんぱうと水を混ぜる
クラフテリオの個人用水墨画セットなら水を混ぜて容器を振るだけ!!
計量も不要で簡単にわんぱう水溶液が作れます。
2.わんぱうで描く
和紙のつるつるした面に、わんぱう水溶液と筆で描いていきます。
和紙の表裏を間違えないように注意!!
ドリッピングやかすれなど、水墨画の技法も使って描いてみました!
3.裏面から墨で塗りつぶす。
完全に乾いたのを確認してから、裏面のざらざらした紙から墨を塗っていきます。
乾く前に塗ると失敗しやすいので注意!
広範囲を塗るので、刷毛があると便利です♪
作品紹介
文字をかすれさせたり、花火の火花をドリッピングで表現しました!
わんぱうをがっつり使って、おもちを力強く描きました!お月見の夜の中に、白いうさぎと白いおもちが映えるようにしています!
こちらも夜雪の中を歩いている寒そうな雰囲気が伝わる作品です!雪もドロッピングで表現しています。
かすれを使って波の力強さを表現しています!
墨⇒わんぱう⇒水の順で重ねていき、にじみを利用したお花模様を作りました!応用編なので少し難しいです、、!
作った作品は今回、うちわにしてみました♪
たのしいわんぱう技法、ぜひお試しくださいね~!!!