木彫・木工
2018.2.26
実例で解説!木彫作品への彩色
木彫作品への彩色方法を、実例を用いて解説します。
今回は木彫えのぐと木彫カラーの二通りをご紹介!ぜひご参考にしてください!
木彫えのぐの彩色
木彫えのぐの彩色①
用意するもの
木彫えのぐ・彩色皿・紙やすり(細目#240~400)・筆・刷毛・乾布・ブラシ・ホワイトワックスまたはつやだしニス。
木彫えのぐの彩色②
着色面を紙やすりで仕上げ、着色する色を彩色皿に小出しにし、筆や刷毛で塗って乾かします。
木彫えのぐの彩色③
乾いてから次の色を塗っていきます。重ね塗りにすると混色ができます。
木彫えのぐの彩色④
③を繰り返して全体を仕上げます。
木彫えのぐの彩色⑤
全体を紙やすりで軽く磨いて、ホワイトワックスを塗り、ブラシ・乾布で磨くと美しく仕上がります。
※つやだしニスで仕上げてもきれいです。
木彫えのぐの彩色⑥
作品の出来上がり!使った用具は必ず石けんで水洗いして落としましょう。
木彫カラーの彩色
木彫カラーの彩色①
用意するもの
木彫カラー・ホワイトワックス・湯または水・小皿・刷毛・筆・布・ブラシ・紙やすりなど。
木彫カラーの彩色②
着色する面を紙やすり(仕上げ用#240~400)で仕上げます。
木彫カラーの彩色③
木彫カラーに水または湯を加えて色をつくります。
刷毛や筆で塗り、乾かないうちに布で押さえるようにして水分を拭き取ります。
充分乾いてから、次の色を塗ります。
木彫カラーの彩色④
全体を紙やすりやブラシで軽くこすると、彫刻した部分の表情が協調されます。
木彫カラーの彩色⑤
水洗いをしても色が落ちないように、全体にウレタンを薄く塗ります。
木彫カラーの彩色⑥
全体にホワイトワックスをつけ、ブラシで磨くと美しく仕上がります。