人の芯材を使った作品の作り方

人物をテーマにした造形作品を作ろう!

小学校の図工授業や中学校美術で定番の、人物をテーマにした造形作品
将来の姿をイメージして作ったり、中学校での自分を想像して作ったり・・・
スムーズに授業が進められる、人の芯材を使っての作品作りを紹介します
 

用意するもの

用意するもの

  • 紙粘土(Kクレイ)
  • 芯材(らくらく人の芯材)
  • 粘土板
  • 絵の具
  • ペンチ

 
※あると良いもの

  • 粘土伸ばし棒
  • 粘土ヘラ
  • ハサミ

 

制作時間

3時間~
 

作成手順

1.芯材を取り出す

芯材を取り出す
芯材を取り出し、頭の針金を穴にさしこみます。
 

2.針金をひねる

針金をひねる
胴と腰を持って、2回転針金をひねります。
 
 
 ♦ Point   
胴と腰の間は1~1.5cmほどあけてひねると上手くできます。
 

3.芯材を曲げて好きな形を作る

芯材を曲げて好きな形を作る
芯材を曲げて好きな形を作ります。
浮かせた作品を作るときは、身体の中心を通っている針金を使います。
両足が台板についた作品を作るときは、中心の針金を曲げて、ラジオペンチで切って、おきましょう。
 

4.形が決まったら台板に固定

形が決まったら台板に固定
形が決まったら台板に固定します。
付属の足のプラパーツを準備し、針金の先にさしこみます。
 

5.台板にキリで下穴をあける

台板にキリで下穴をあける
台板にキリで下穴をあけます。
 

6.足パーツを固定

足パーツを固定
プラスドライバーで台板と本体に止めた足パーツを固定させます。
これで芯材の固定が完成です。
 

7.粘土をつけていく

粘土をつけていく
次に粘土をつけていきます。
 
紙粘土を袋から取り出す
紙粘土を袋から取り出し、全体が混ざるように粘土の体操(参考:超軽量紙粘土Kクレイで作品を作る前にKクレイ体操をしよう!)をしたら、身体に使う量をとって、残りの粘土は保存袋にしまっておきましょう。
 

8.粘土の真ん中にくぼみをつけ、絵の具を少量入れる

粘土の真ん中にくぼみをつけ、絵の具を少量入れる
粘土を肉厚のハンバーグ状にして、真ん中にくぼみをつけ、絵の具を少量入れます。
 

9.芯材に貼り付けていく

芯材に貼り付けていく
混ぜ込んでカラー粘土を作り、芯材に貼り付けていきます。
 
 
 ♦ Point   
細かいところはハサミを使う
手の指など細かいところはハサミを使うとやりやすいですよ。
 

10.形を整える

形を整える
後から服を着せるところは多少凸凹していても問題ないですが、露出するところは後から修正ができないので、今のうちに形を整えておきましょう。
 
 
 ♦ Point   
特に顔面のくぼみや鼻、あごなどを立体にすることをわすれないでね。
 

11.服を作って着せていく

薄くのばす
次に服を作って着させていきましょう。
身体と同じように、カラー粘土を作ります。
伸し棒を使って薄く伸ばすと生地の表現が出やすいです。
 

12.身体に巻き付けていく

身体に巻き付けて、本物の服のように生地を重ねていく
身体に巻き付けていきましょう。
本物の服のように生地を重ねていきます。
 
 
 ♦ Point   
上下わかれた服にする場合は、下にくる方の服を先に巻き付けると作りやすいですよ。
※ズボンの上にTシャツが出ているならズボンを先に巻き付けます。
 

13.髪の毛や顔のパーツ、装飾品を作っていく

髪の毛や顔のパーツ、装飾品を作る
髪の毛や顔のパーツ、装飾品を作っていきます。
 
 
 ♦ Point   
針金を使って装飾品の芯に
最初にカットした残りの針金を使って装飾品の芯にすることもできるよ。
 

14.床を仕上げる

床を仕上げる
台板にも色を塗ったり粘土を貼ったりして床を仕上げます。
 

15.背景を作ったら、完成!

完成
最後に商品が入っていた外箱を点線に沿ってハサミで切り、中面に着色して背景を作れば完成です!!
 

授業で使えるワークシート


上記のサイトから、授業でも使えるワークシートをダウンロードできます。
印刷してお使い下さい。
 
 

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