伝統工芸
2018.12.26
木目込みパッチワークの作り方
木目込みパッチワーク
木目込みの技法を使って、額に入った平面の作品が作れます。
球体のまりと比べて作りやすく、木目込みが初めての方でも簡単に作れます!
作り方や技法を紹介していきます。
用意するもの
・鉛筆
・カッターナイフ
・はさみ
・接着剤
木目込みパッチワークの作り方
1.発砲板に下絵を描く
濃く描き込むと、布から透けて作品に写ってしまいます。
鉛筆を使って薄く描いていきます。
2.下絵をトレーシングペーパーに写す
発砲板にセットされているトレーシングペーパーをのせて
鉛筆で写していきます。
3.カッターで切込みを入れる
発砲板に下絵に沿ってカッターナイフで切込みを入れていきます。
布を押し込む為の切込みになるので、深さ3~5mmほどにします。
※深く切りすぎて、発砲板が欠けないように注意しましょう。
4.側面に切込みを入れる
発砲板の側面にも、表面から5~10mmほどの位置にぐるりと一周切込みを入れます。
端の方の布を入れ込む為の切込みです。
5.トレーシングペーパーを切る
②のトレーシングペーパーを下絵のパーツごとに切っていきます。
6.布を切っていく
好きな色の布を、⑤で切り抜いたトレーシングペーパーよりひとまわり(約5mm)大きく切る。
※作品の端にあたる布は、1㎝以上大きく切る。
7.布を押し込んでいく
竹串を使って、⑥で切った布を切込みに押し込んでいきます。
※布がうまく入らない場合は接着剤で整えてください。
端の切込みにもしっかり押し込みます。
曲線部分はところどころに切込みを入れると押し込みやすいです。
8.仕上げで完成
額は紙製なので、自由に着色できます。
今回はマーカーで色を塗ってみました。
作品をはめ込んで飾りましょう!
9.飾り方
額の後ろ側が組み立てると立てられるようになっています。
また、付属のひもを通すと壁に掛けて飾ることも可能です!
※壁にかける際は、作品と額を接着剤で固定します。