伝統工芸
2019.1.21
寄せ木作品の基本的な作り方
寄せ木とは
寄木細工は有色天然木材が持つ異なった材色や木目を生かしながら寄せ合わせ、精緻な幾何学模様を作り出し、これを特殊な大鉋で薄く削り小箱類、引出し等に貼付、装飾する手作りの木工芸品です。
寄せ木の作り方
寄せ木の基本的な作り方をご紹介します。
1.どんな作品を作るか考える
作りたいものを決め、木質・色・模様の組み合わせを考えます。
2.ブロックを接着し、固定する
寄せ木を固定する時は、すき間の無いように注意しましょう!
輪ゴムの場合
※木の継ぎ目に輪ゴムが入り込むと、接着できないので注意して下さい。
♦ Point つまようじを使って接着剤を塗ると、細かい所まで塗れます。
はたがねの場合
- Aねじではさむものの幅に固定します。
- Bのねじでしめつけます。
※必ず2ヶ所以上でとめましょう
3.形を作る(立体作品の場合)
3-1.パーツを作る
立体作品の各パーツを作り、表面を紙やすりで整えます。
※ブロックの間に大きくすき間ができた時は、木くずを木工用接着剤で練って埋め込みます。
3-2.パーツを接着し、固定する
パーツを接着し、固定します。
はたがねでも固定できます。
4.仕上げ
紙やすりやベルトサンダーで角を落とし、ニスで仕上げて完成です!
寄せ木づくりに便利な方眼紙や図案集
寄せ木図案集ページから、寄せ木づくりに便利な方眼紙や図案集がダウンロードできます。
授業や作品作りにご活用ください!
とってもわかりやすくて作るときにすごく便利でした。
寄木を始めたばかりの友達も絶賛しています。
本当にありがとうございました。