今までの版画板とは一味違う!版画板「Kボード」

すごい版画板『Kボード』とは?

「版画が苦手…」だという方、実は多いのではないでしょうか?
そんな方のために、今回はすごい版画板「Kボード」をご紹介します!
今までの版画板とは一味も二味も違うKボードを使って版画を楽しみましょう!

ポイント①彫りやすい!

素材が発泡剤なのでとても軽い力で彫ることができます!手も疲れにくく授業時間の短縮につながります!

ポイント②色んな表現ができる!

彫刻刀で彫る以外にも色んな素材を押し付けることによって様々な表現が可能になります!

ポイント③水を吸わない!

水を吸わない素材なので何度洗っても板の反りが無く、掘り進み版画にも適しています。

Kボードを使った版画のやり方

今回は王道の黒の版画インキで版画作品を作ります!
早速Kボードを楽しんでいきましょう♪

用意するもの

用意するもの
・Kボード
・カーボン紙
・版画用紙
・トレーシングペーパー
・版画インキ
・トレイ
・ローラー
・新聞紙
・バレン
・鉛筆(黒・赤)
・彫刻刀
・網やビー玉、ペン、硬貨などの模様をつける素材

Kボードを使った版画のやり方①下書きを考える

下書きする
鉛筆で版画のデザインを考えます。
今回は虫の王様カブトムシです!
考えたデザインはトレーシングペーパーに写しておきましょう。

Kボードを使った版画のやり方②デザインをKボードに写す

Kボードに写す
下からKボード、カーボン紙(黒い面が下)、トレーシングペーパーの順番に重ねたら赤鉛筆でカーボン紙の絵をなぞっていきます。
Kボードに写す
赤鉛筆でなぞっていくことによってなぞったところが分かりやすくなります!
Kボードに写す
なぞり終わったら外しましょう。

Kボードを使った版画のやり方③彫刻刀で彫る

彫刻刀で彫る
とても彫りやすく、一定の線も、強弱の線もつけやすいです。

Kボードを使った版画のやり方③型をつけていく

型をつける
色々な素材で型をつけていきます
まずは網とビー玉で型をつけていきましょう
Kボードの上に網を置き、ビー玉で押し付けると…
体の艶を表現
このように網目模様がつきました!
カブトムシの体の艶を表現しています。

どんどん好きな素材で型をつけていきましょう

様々な素材を使って模様を表現します。
仕上げて刷るまでわくわくしますね。
目の光を表現
目の光→ボールペンを使用
毛を表現
カブトムシの毛→ニードルを使用
木の傷を表現
木の傷→セロハンテープの歯の部分を使用
そのほか、硬貨を使って背景の模様も表現しました。

Kボードを使った版画のやり方④インキを準備する

インキを準備する
机に新聞紙をひきます。
トレイに版画インキを出し、ローラーで練っていきます。
インキにさざ波模様ができたらインキの準備は完了です。

Kボードを使った版画のやり方⑤インキをつける

インキをつける
インキをまんべんなくKボードにつけていきます。

Kボードを使った版画のやり方⑥刷る

刷る
Kボードに紙を乗せたらバレンを使って中心から外側に向かってくるくると刷っていきます!
力を入れて刷り残しがないようにしましょう。

Kボードを使った版画のやり方⑥完成!

完成!
黒くてつやつやしたかっこいいカブトムシの完成です!

型を作って表現した部分の出来栄えは…

体の艶・目の光・毛を表現
カブトムシの体の艶、目の光、毛はこちら。
木の傷を表現
木の傷はこのようになっています。
背景の模様を表現
背景の模様はこちらです。とてもいい感じですね!

Kボードを使った版画のやり方⑦片付け

片付け
片付け
机にインクが付かないようにしいていた新聞紙でトレイのインクをふき取り、ローラーについていたインクもコロコロと転がしてふき取ります。
大体のインキが取れたら中性洗剤で洗い流して乾燥させます。

最後に

Kボードでの版画作品、いかがだったでしょうか?
様々な表現ができ、作品の幅がぐっと広がるKボード、是非皆さん版画を楽しんでください!

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