版画
2017.10.25
版あそび


1
ここでは色々なスタンプを作って楽しむ技法を紹介します。
油粘土とビニール袋を用意しましょう。
ビニール袋の底は、はさみなどで切り取り、両方が開いた状態にします。
油粘土をビニール袋で包み、しっかりと結びます。

2
スタンプ面を平らにすると粘土スタンプの完成です。
結び目は指ではさんで持てるように長めに残しておきましょう。
手順1で開かずに袋のまま粘土を入れてしまうと、底の部分が
スタンプ面にきてしまい、版あそびができません。

3
次にスタンプ台を作ります。
スチレン板にスタンプしたい色の版画インキをつけ、
スタンプ台にしましょう。
インキが平らになるようにしっかりと延ばします。

4
粘土スタンプにスタンプ台のインキをつけます。

5
結び目を指でしっかり持ち、スタンプ面全体に均等に
インキがつくようにしましょう。

6
刷り取り紙に力いっぱいスタンプを押します。

7
粘土の形にキレイに色が残ります。
また、あらかじめ紙管やダンボールの縁などで
スタンプの底に跡をつけておくと、
跡がついた部分だけ白く模様を抜くことができます。

8
ビニール袋にインキがついているので、違う色を使いたい時は
水性の版画インキであれば簡単にふき取ることができます。

9
次々にスタンプを押していきます。

10
ニュースポンジローラーで茎を描いてすてきな花束の完成です。
スタンプの形や模様を利用して色々な絵を描いてみましょう。

11
次にみかんをスタンプに利用してみましょう。
用意したみかんの皮を半分だけむきます。
(手で持ったときに潰さないように、半分は皮を残しておきましょう。)

12
手順3と同じようにスタンプ台を作り、
みかんスタンプにインキをつけます。

13
左写真のようにインキがつきます。

14
刷り取り紙にスタンプするときれいな
花柄の模様になります。

15
次々にスタンプを押していきます。

16
まじかるローラーAで茎を描いてきれいな花束の完成です。
粘土とみかん以外にも身の回りの色々なものをスタンプにして
遊んでみましょう。